第五回 萩蜂祭。
第一部は吹奏部の演奏、馴染みの曲を中心にしたプログラム。
「笑点」のテーマ曲の演奏では、リーダー部の寸劇も加わります。
応援団らしい空気と、それを横目に続けられる正道の吹奏楽の
ミスマッチを楽しむことが出来ました。
パンフレット中のパート紹介、娘も経験していたホルンパート。
紹介文にビビっときました。
青
い
星
が
輝
く
タテ読みしかと受け取りました!
第二部はチアステージ。
まさに、チアスピリッツ全開のステージ。
元気、勇気、笑顔があふれる時間です。
2.5段のピラミッドも完成させていただき、
ベースが勇気をもってピラミッドを支え、
トップは仲間を信頼し頂上にのぼり、
ミドルはその仲介役を務め切るという
チームワークも確認することが出来ました。
そして、メインの三位一体ステージ。
これまで何度も謳ってきた「緑の命」(ホーネッツ得点時)、
「青葉燃ゆるこの陸奥」(ホーネッツ開始前斉唱曲)
では、涙が出そうになるのをこらえながらマスク越しに謳います。
「下駄踊り」や「大漁謳いこみ」では
リーダー部の壮厳な演武に会場中が舞台に集中。
近くに座っておられたベテランOBの方からの
「巧い」
という感嘆が漏れるほどの演技でした。
その後も、パワフルなステージが続き終了。
中央の女性は中心メンバーさん。
さっきまでホルンを吹いていた様な気もしますのが、
センターポジションで型を披露。
会場中からのアンコールに応えるようにフィナーレ。
良い意味で幸せなすっちゃかめっちゃか。
会場のボルテージが上がり始めると
吹奏部は演奏を止めて、舞踊に入るメンバーも。
まさに、東北大応援団のにぎやかな祭り!
会場中が総立ちの中、
心地よい脱力感とともに帰路についたのでした。
後方では、裏方さんも窓から参加w。
団としての部員不足、震災、コロナ…
様々な困難を乗り越えて成功裏に御披良喜となった
彼らの晴れ舞台。
学友たちを応援するという脇役たちが主役となる最幸の機会。
人気テーマパークのパレードや劇団四季の
ミュージカルを観たかのような熱い感動。
定演とかいうレベルを超越した
「祭り」というしかない盛り上がりでした。
関係者の皆さん、本当にありがとうございます!
感動しました。
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団員ゼロという活動休眠時間から再興し始めたころ…
今度は疫病の影響を受けます。
2年前は無観客開催、
そして前回は開催延期。それも延期日程の前日に中止。
彼らだけでなく、すべての社会活動がその影響を受けたので
彼らだけが悔しい思いをしたわけではないと思いますが
4年という限りある大学生活の中で、「前日中止」という決定の中で
卒団して行った学生たちの悔しさは
団の中でしっかり語り継がれているのでしょう。
入場口でパンフレットをいただき、着席。
早速パンフレットを開きます。
応援団は、三つの部から構成されていることを改めて知ります。
リーダー部、吹奏部、チアリーダー部、と
三つの活動分野の団員たちが相互に連携しながら
東北大学の運動部の応援活動を中心に活動しているとの事。
また、大学入試の時期には仙台駅前の歩行者用高架橋で
受験生へエールを送る活動も有名で、
毎年テレビや新聞のニュースで取り上げられています。
開催については数年前から見聞きしていたのですが、
うかがえる環境が整わず、
この辺りも、新しい地図を手に入れてこその参戦。
では、魂込めて楽しませていただきたいと思います。
第5回と歴史の浅い祭りのようですが、
以前は「定期演奏会」として行われていたものを
名称を改めて続けられている、同団の伝統行事のようです。
語る必要があるでしょう。
但し、あくまでもワタクシ目線でお話させていただきます。
固くご辞退いたします。
何卒おおめに見てください。
ちょっと異次元な雰囲気を醸し出しつつも、
燃えるパワーと熱い声援でホーネッツにエールを送り、
ホーネッツの躍進を支えてきたのは彼らであると言えます。
しかし、昭和中期の社会観、人間関係を想像させる
組織ゆえの宿命なのかもしれませんが、
平成中期には、一時は団員ゼロという冬の時代を迎えます。
苦しい時代の中でOBや関係者の皆さんが奔走し、
少しずつ団員が増え始め、まさしく、団の再興が進み始めたころ、
今度はあの自然現象に活動の制限を余儀なくされます。
それでも、若者ならではエネルギーと
帝国大学の組織力などもあったのでしょう、
以前のように活動できる環境が整った頃…
キャンプ場に向かう途中、ヒロシが運転する国道は
ワタクシもたびたび通る道。
更に見たことがある学校やら田園やら渋滞スポット。
そこからさらに脇道に入ります。
かなりこんなマニアックな場所にあるリサイクルショップに
立ち寄るヒロシ。
その名もアロッズ。(意味はわからんけど)
絶対仕込みだろと思いつつ、
そのリサイクルショップのカオスぶりに引き込まれ
思わず向かってしまいました。
アロッズさん、一つの建物で構成されているのではなく、
屋外部分もあり、いくつかのプレハブやらテントから構成されていて
かなりジャンクな工具やら厨房用品など、1日中楽しめる雰囲気です。
そんなアロッズさんから
佳さげな銀の皿を連れて帰ってきました。
閉店した飲食店から丸ごと引き上げてきたような
年季を感じる厨房用品も少なくありませんが、
ちゃんと袋に入った状態で1枚110円(税込み)。
早速、町中華っぽく醤油焼きそばを盛ってみます。
合うねえ
(ぼっちキャンプ中のヒロシ風な言い回し)
その数週間後。
タイミングもあるのか、リサイクルショップを回るも
不満な顔をしていた知人が、アロッズさんで満面の笑みに…
宝探し的な雰囲気を楽しめるアロッズさん。
また伺いたいと思います。
拙ブログでも、たまにはまじめな話。
道の駅・復興商店街として人が集う場所から
道路を隔てた場所に震災遺構・女川交番があります。
女川には何度も伺っていたにもかかわらず、
交番の存在を最近になって初めて知りました。
あまり詳しい説明はしたくありませんし、
リンクを張ろうといくつかのサイトを確認しましたが、
所・旧跡・観光といったジャンルで出てきます。
ワタクシとしてはそういう切り口で伺うのは
失礼なんじゃないかと思いますので、
画像だけつけておきます。
ただ、女川の復興を支えたのは、
現地のベテランたちが若手たちに未来を託した
連係プレーなのかと思います。
詳しくは現地へ足を運んでください。
今日は阪神大震災から27年です。
当時は何もしませんでしたが、
忘れてはいけない日です。