この日は某所で丁稚奉公。
道中のいくつか候補の場所はありましたが、
開店時間が比較的早い、やしろ食堂さんへ。
この日はやや涼しさもありましたので、
ラーメンも頭をよぎりますが、
ラーメンとともに評価を集めるかつ丼をいただきます。
フタが浮いて、黄金色のリングが確認できます。
そのベールを剝ぎますと。
何というルックスでしょう。
横から眺めその高低感をオードブル代わりにいただきます。
発掘開始。
表層の卵は薄めですが、
内層部の肉の厚さは2センチ近く。
やしろ食堂で2番目に高いメニューだけあるというものです。
甘辛のたれでさっと煮詰めた感の浸透性に幸せを感じます。
柔らかく、アツアツ。
ほとんどの方がラーメンを召し上がる中、
一人かつ丼をいただく優越感すら
うまみに加わってくるような気もします。
しっかりエナジー補給できました。
うろからうろからしながら次の場所へ異動です。
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この日は仕事で各地を巡業。
幸か不幸かそれなりに思い入れのある場所を廻り、
お昼前に女川の用件が予定通り、
かつ予想よりは良さげな内容で終了し、
ご褒美を兼ねてプラン通りにおかずやさんへ。
以前、ぎゃふんと言わされた経験があるだけに
今回は周到な胃袋環境の準備も忘れません。
そんな体制でカツカレーをいただきます。
「どわーっ」という感じの言葉が似合うようなルックスです。
野菜は全て溶け込んだタイプのルウ。
その分、固形物である豚カツの存在感が膨張して見えます。
それでもルウの中のお肉も存在感を発揮。
野菜が絶無なのでなかなか苦しい展開ですが何とか完食。
思い入れのある女川で、思い入れのある食堂、
それだけでごちそうだったのかもしれません。
最後は魂込めてかっこみました。
この日はタイミングよく近くを通ることができたのでそめ忠さんへ。
2種類ある定食から、鯖みそをチョイス。
毎度のことながらこの器の数で399円という価格設定。
嬉しい反面、心配になりますが、
それでも値上げはしてほしくないという自分勝手をお許しください。
鯖みそに添えられたのは大根と凍み豆腐。
うまみを吸った凍み豆腐が思った以上に美味しく、
「あり」なのだと実感します。
そして、少量ながら沢山の味を楽しめる小鉢たち。
手作り感も感じられます。
そしてお味噌汁。
わかめも浮かび、海を、気仙沼を感じられるというものです。
ごちそうさまでした。
この日は家族全員の休みが合い、しかもそれぞれ予定もなく…
では、久しぶりに温泉でも…となるB級一家。
せっかくなのでお昼を取る場所のバランスも考えながら
ムスメに忖度しますと、向かうのはやはり北の聖地。
ムスメに忖度し、当地トップクラスのホテルでお風呂をいただき、
ムスメに忖度し、鳴子温泉駅前の喫茶店に向かうも定休…
「寝ぐせある無愛想なお店はイヤだ」
はい、かしこまりました…
では、こちらはいかがでしょうか?
「しょうーがないけど、付き合ってやるよ。」
はい、ありがたき幸せ。
的なやり取りがありつつ、まるゆさんへ。
メニューを見ながら互いに綱引き。
ムスメがカレーで来そうだし、
カミさんはこってりしたの行きそうだし…
そんな駆け引きの末、
なぜかシンプルなナポリタンをチョイスしたのがワタクシ。
せっかく鳴子に来ているので温玉もトッッピング。
そして、ブスりとナイフを突き刺して。
ヒマワリの花のような鳴子の温玉。
懐かしいケチャップソースのナポリタンとのコントラスト。
優しい味のナポリタンと味の対比を楽しむのでした。
綱引きはドロー。
ナポリタン、クリームパスタ、カルボナーラ。
だれもご飯ものを食べない珍しい結果に。
たまの一家団らん。
怒られまくるのがワタクシの役割なのです。
なんかのサイトで見たゆで太郎のカツカレー。
とんかつシリーズは全品が
キャンペーンメニューで100円引きとの事。
締め切り前の志願の特出のご褒美?
何だと言い聞かせブランチを兼ねていただきます。
ミニカツカレーとかけそばのセット。
800円が700円。
蕎麦屋のカレーというにはおこがましい部分もありますが
カツカレーはカツカレー。
それ単体でもおいしいことを確認しました。
しかし、そばをカツカレーの豪華さが上回ってしまうのです。
そばを楽しみたいのにカレーのおいしさの余韻が残り、
カツカレーの相棒として、
汁物の役割をそばに求めてしまうのもまた
もったいなさすぎる部分もあるのです。
お互いの良さを消し合うような不協和音こそありませんが、
相乗効果や、お互いの良さを高め合う部分が全くもってないのです。
次は避けたい組み合わせを学んだことが一番の収穫です。