
東北学生アメリカンフットボールの公式戦を観戦してきました。
リーグとしては既に開幕戦を終え、第2節に入ります。
各チームにとっては開幕戦の課題を踏まえ
さらにギアを上げていきたいところです。
この日は東北大学と東北学院大学の
「仙台クラシック」。
結果は東北大学が44-7と順当勝ち。
スコア上は解消と言いたいところですが、
この日の空模様のようにすっきりしない終わり方でした。
東北大学は主力級が中心に出場した3Qまでに
攻撃陣は順当にスコアを重ね続けます。
守備陣は学院のWRへのマークで
反則があるもののシャットアウトし続け、
最終的にはその課題も修正できていたようにも思います。
ただ、キックカバーで予想以上のリターンを許したり、
リターンでのファンブルなどもありましたが、
課題があるということは、やることが明確になるはずですので、
今後を見据えて修正してくれるものと信じておきます。
心配だったのは控えメンバーも出場した4Q。
4Qのスコアだけを見れば3-7という残念な数字です。
相手チームの疲労度を考えれば
もう少し別の数字になってほしかったと断言しておきます。
攻撃を司るべきポジションの選手に緊張もあったのでしょうか。
ゲームクロックを確認できずにディレイオブゲーム。
スナップのキャッチミス、ファンブル。
RBへのハンドオフミス。
大事なゲームではないことは幸いでしたが、
「最初のプレーの入り方」が大切なのかなと
感じさせられる12分間でした。
一方のカヤックス。
ベンチとフィールドのサインのやり取りが簡素化されていました。
シグナルボードでの伝達方法から離れたことで、
プレーがより速く、確実に、わかりやすくなったのかもしれません。
回線を用いたプレー解析もやはり簡素化され、
対面式での伝達となったことで、
情報がよりシンプルに伝わるようになったのでしょうか?
そして、東北学院にとっては止めておきたかった、
東北大学にとっては痛快だったのでしょうが、
SBへのカウンターは東北学院が作り出したプレーであり、
あのプレーでロングゲインを許した場面は印象的なシーンでした。
![DSC_0003[1]](http://blog-imgs-91.fc2.com/b/q/l/bqlife/20160913073726764.jpg)
リーグはこれから後半に入りますが、
各チームそれぞれの目標に向かっての
努力と訓練を重ねながらリーグを盛り上げてほしいと思います。
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