かつカレー。
ただでさえ豪華に聞こえる響き。
さらに…
町中華のかつカレー
蕎麦屋のかつカレー
等というフレーズはそれだけで郷愁と食欲をそそります。
ワタクシの場合。
先日は居酒屋のかつカレーを堪能致しましたし、
ラーメンも気になるのですが、残暑が厳しい仙台。
最高気温が25度を超える日もあり、
なかなかラーメン、麺類に行きにくいワタクシ。
前後の行動からここしかないというベストチョイスで
塩釜市の黄金そばさんへ。
蕎麦屋のかつカレー着膳。
決め撃ちの証は入店し、席に着く前の超速オーダー。
蕎麦屋のカレーは黄色が定説。
黄金そばさんのカレールウも定説通りの黄金色。
黄色いルウは蕎麦屋のプライドなのかもしれません。
味!
辛いの苦手なワタクシでもするするいただけるマイルドな刺激。
エスニックではなく、和風の中華風のダシで溶かれたであろうルウ。
こういうほんわかしたカレーこそワタクシが求めるカレーであり、
黄金さんが掲げる「変わらぬ昭和の味」なのです。
かつ!
天ぷら鍋を泳いだ豚様。
アツアツの衣がジュワりとカレーに浸食され、
かつカレーでしか味わえない食感のミスマッチは
幸せの極みなのです。
そして、標準セットのスープ。
いわゆるラーメンスープですが、
これもまたかつカレーとの相性は絶妙。
幸せの印中平和条約といえるのかもしれません。
いや、全てを含めて日本食といえばいいのかもしれません。
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この日は立ちそば行脚。
仙台市中心部中心部で立ちそばやを展開する、
モーニングタイム限定の「朝そば」をいただきます。
ホウレンソウと温玉が標準装備で380円。
天粕(たぬき)は自由に取り分けできるシステム。
余りにも財布に優しいお値段に
おいなりさんを追加オーダー。
さらに、おしんこ類を自由にいただくことができます。
しかも5種類。
ワタクシは赤青黄の信号三銃士な感じでいただきます。
おいなりさんは2個セットで、
ちょっと多いかなと思ったのですが、
程よい大きさと控えめの味付けなので
そばとの食べ合わせのバランスも悪くありません。
太郎と異なり、クーポンのようなお得なシステムはありませんが、
酔った帰りに食べるそばとはまた異なる朝そば
たまにはいいものです。
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多賀城市 むつごろうさんの定食全メニュー制覇への道。
どれを食べても均一価格嬉しいラインナップ。
この日は、焦っていたしゆとりもありませんでした。
中華屋のカツカレーをテーマにヤボ用に取り組み、
向かった1軒目。「緊急事態宣言を受け、休業」
そんなの想定内と、カツカレーがメニューにあるのを
飲食店紹介サイトで確認した上で向かった2軒目。同上(汗)
その後の訪問先の件もあり、向かえるお店が絞り込まれ、
「ならば、御大、むつごろうさん」
と気持ちを切り替え入店し、いつものホワイトボードを見ながら
「カツカレー」
遡りますと、
前回の店内飲食からは1年以上たっています。
無沙汰を詫びる気持ちに浸っていますと着膳。
1年たっても変わらぬ、むつごろうクオリティ。
無沙汰の不躾を再度心の中で詫びながらいただきます。
揚げたてのカツが無造作にルーの上に鎮座。
丁寧ではなく、ダイナミック。計算されたテキトーさ。
しかも、ごはんとカツカレーが別盛りにされていますので
様々な組み合わせを楽しむことができます。
すなわち、カツカレーというごはんのおかずがキーなのです。
刺身枠の小鉢も変わらぬ心配り。
スプーンが使い切りのプラスチックに代わっていました。
ちなみに割り箸は再利用可能なタイプに。
コロナでいろいろあるのでしょうか…
お味噌汁はシジミ。
むつごろうさんの汁物は外れがありません。
こういうところをていねいに仕事するお店は信頼してしまいます。
別盛りカツの数切れはご飯の上で醤油をたらして
かつライス式に頂きます。
カレーの具のお肉も思いがけない大きさ。
カツの下にど~んと。
他の方の注文する声が聞こえる席でいただいたのですが、
それにすれば良かったというメニューもいくつか…
焦っていたため、前のめり。
「カツカレー」の文字を見た瞬間、周りの景色は消えたのです。
それでも、念願にしていた中華屋のカツカレーは叶わずも、
居酒屋のカツカレーというものに思いがけず出会えました。
ブログ投稿のシステムが変わり、
過去記事へのリンクがしにくい状況ですので、
これまでの足跡はおのおのお探しください。
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この日はいつものヤボ用から、美術祭がおこなわれている半島へ。
美術祭については時が来たら語ることとして、
ヤボ用のご褒美は石巻市の魚市場に隣接する斎太郎食堂さんへ。
ブランチ的な時間帯でしたので、
肉系ではなく、魚系で行きたい気分もあり、
3種類ある日替わり定食から、焼鮭定食をいただきます。
市場で働く人々のための食堂ということもあり、
魚系の定食といってもいろいろ語らなければなりません。
市場の食堂。その象徴、どんぶりごはん。
鮭も程よく火が通されています。
海の街らしく、中落ちの小鉢。
脇役に控えるもんではない気がします。
そして、ホヤとワカメの和え物。
県外では賛否両論あるホヤですが、
当地でおいしくないホヤを見たことがありません。
鮭の器の脇役たちも味の変化を楽しめつつ
鮭をさらにおいしく味わえるような組み合わせ。
たまには市場の男達らしく、
ガッツリ行けるを夢見ていたいと思うのです。
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