
東日本大震災による津波の被害を受け、
長く途絶えていたJR仙石線。
いくつかの駅は内陸部に移設され、
路線もそれに伴い変更されました。
そして、仙石線の全線が開通したその日。
ワタクシはやはりあの場所に向かいました。
派手なのは嫌いですし、
小野はなんとなく敷居が高いというか、
「イメージすれば何でもできる」といいますが、
イメージしたってできないこともありますし、
イメージしてもしなくても、
今の自分にできることは必ずあると思うのです。
言うだけの人は好きではないのです。
男は黙って黙々とやりたい一日でした。
当日、現地での役割は「中の人」
人生初の「中の人」
しかも、当地では首長さんに並ぶとも劣らない人気度。
「自由にやってください、何やっても大丈夫です」
「
(後ろからたたいてくる子もいますが)子どもたちを殴ったりしなければOK!」
との説明を受け、変身します。
暑さもありますので、1回当たりの露出時間は10分程度。
(通常は5分程度がめどなのだそうです)
名刺を配り、仙石線再開の号外を配り、
音楽に合わせ手拍子やリズムに合わせて体を動かします。
子どもたちとは握手をしたり、記念写真を撮ったり、
若い女の子を中心に老若男女と触れ合います。
慣れてきたところで、B級色を強調していきます。
スタバのエプロンを巻いてもらったり、
馬車に乗ったり、足湯に入ろうと周りからとめられたり、
パフォーマンス中の応援団員と絡んでみたり、
暑い暑いと観客席の椅子に座りこんだり…
相方の方も含め、相当がんばりました。
関係者の方からもお褒めの言葉をいただきます。
「こんなに長い時間出てくることはない」
「2人が『中の人』を交代でやっていると思われてますよ」
など本当にありがたいお言葉をいただきます。
そして、東北仙石ラインで家路へ。
全線再開がゴールではありません。
これからが始まりです。
当地の皆さんの生活はこれからまだまだよくなるのだと信じています。

ご褒美は青森県・田子の生ニンニクをくじら刺しといただきます。
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