サッカー天皇杯 決勝戦
鹿島アントラーズと清水エスパルスの対戦を
テレビ観戦しました。。
清水エスパルスは、今大会での退団が決まっている、
長谷川監督、市川、伊東の両選手の花道を
優勝で送り出したいところ。
一方の鹿島アントラーズは、リーグ四連覇の偉業を達成できず、
カップ戦でもタイトルに見放され、
リーグ屈指の強豪として、何とか今季最後のタイトルを
獲得したいところ。
そして、長年チームの最終ラインを支えてきた大岩選手の
引退を最高の勲章を獲得し、送り出したいところ。
両チームのそんな高いモチベーションがぶつかり合い、
ゲームもまさに決勝戦にふさわしい接戦となりました。
鹿島が先制点を挙げれば、
後半清水が追いつき、
スーパサブ・本山を投入しリズムを変えた鹿島が勝ち越します。
結果は2対1と鹿島が天皇杯を獲得しました。
Jリーグ創成期からなぜか鹿島の試合を見る機会も多く
鹿島への思い入れは何となく強いワタクシ。
鹿島の優勝を嬉しく思います。
(今日だけ、ベガルタのこと忘れることに…)
優勝が決まった瞬間、ベンチで感極まる大岩選手を
テレビカメラが捕えます。
鹿島の最終ラインを支え、チームの屋台骨を担ってきた
彼のこれまでの功績を考えると、
ワタクシの目頭も熱くなるのを感じました。
天皇杯授与のセレモニーでは、
本来天皇杯を受け取るはずの小笠原選手に代わり
大岩選手がカップを受け取り、
長年闘ってきたチームメイトたちとともに
天高く、天皇杯を掲げました。
今シーズン大岩選手は出場時間も激減し、
ベンチやスタンドから試合に参加することが多かったと思います。
しかし、練習では常に全力で取り組み、
いつでもゲームにでる準備を怠らない彼の真摯な姿勢は
若手選手にとって、サッカー選手としてだけでなく人間としての
理想だったと聞いています。
そんなベテランが若手選手を育て
チームを強くし、
人間としての信頼も得る。
だからこそ、小笠原選手はセレモニーを
大岩選手に譲ったのだと誰もが感じている事と思います。
一夫、敗れはしましたが、
エスパルスの象徴的な存在だった
長谷川監督、市川選手・伊東選手がチームから去る
エスパルスの今後がやや気になります。
チームの土台を作ってきた人材を失う損失を
どのようにカバーして行くのか注目したいと思います。
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