
アンドロメダ星雲に浮かぶある惑星に
オーブン島という島があり、
スター家という島の中の一つの村を収めている家族がいた。
家族の中には一人の少年がいて、
深夜ラジオのドラマの舞台となっている
グラタン王国の話に夢中になっていた。
「オレもいつか、グラタン王国でグラタン担当のコックになりてぇ~」
少年はいつしかそんな夢を抱くようになっていた。
ある夜、少年の家の夕ご飯は前日の残り物、シチューだった。
少年の母、マリリーヌの作るシチューは村でも好評だったが、
それを作りすぎること、
シチューの日に味噌汁も食卓に並ぶことが多かった。
「シチューは味噌汁の代わりなのに…」
そううんざりする家族の落胆もあり、
シチューが残るのは一家では定説だった。
「よし、レシピラジオでやっていたシチューグラタンをオレが作る」
時は来た!
少年はそう決意した。
①この日のためにベットの下に隠しておいた
グラタン皿を持ち出してきて、
刻んだ玉ねぎ、牛乳、小麦粉を混ぜてチンした。
![DSC_0316[1]](http://blog-imgs-90.fc2.com/b/q/l/bqlife/20160221113411ab9.jpg)
①へ余ったシチューを加え、ざっくりと
かつ丁寧に混ぜ合わせ、パン粉をふった。
グラタン皿ごと、オーブン島スターに入れて
10分弱加熱した。
焦げ目がついて悪くはないが
パン粉のふり方が雑だった。
![DSC_0318[1]](http://blog-imgs-90.fc2.com/b/q/l/bqlife/20160221113410929.jpg)
チーズを加えても良かったのかもしれない。
![DSC_0321[1]](http://blog-imgs-90.fc2.com/b/q/l/bqlife/2016022111341294b.jpg)
駄菓子菓子、少年は満足していた。
初めての挑戦は失敗ではなかった。
いつか、グラタン王国への第一歩に
大きな手ごたえがあったからだ。
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こんばんは。
そのラジオドラマは、なんだか聴いたことがあるような気がします。
不定期放送で、最近は話が迷走していると言うウワサも。
ちなみに私の家では、「シチューに味噌汁」は付きませんが、
「カレーに味噌汁」は、時折。なかなかオツなものです。
シチューdeグラタンは、私も、グラタンは嫌いではないほうですから、時折作ります。
この少年の更なる活躍に期待します。
> そのラジオドラマは、なんだか聴いたことがあるような気がします。
そうです、そうです!
ワタクシも大好きでよく聞いていますww
> この少年の更なる活躍に期待します。
少年の活躍は、うるう年限定とのうわさも…
反響があればまた登場するかもしれません。
いつも、コメントありがとうございます。
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