アメリカンフットボールの日本一を決める
ライスボウルをやっとこビデオ観戦しました。
結果は既に報道の通り、
社会人代表のオービックシーガルズが
立命館大学パンサーズを下し、
日本一の栄光を勝ち取りました。
スコア上はオービックの大差での快勝に見えますが、
敗れた立命館大学にスコアほどの差はなかったとは思います。
特に日本代表クラスがそろうオービック攻撃陣に
臆することなく立ち向かった立命館のディフェンスは
互角の攻防だったのではないでしょうか?
それだけに序盤の攻撃がやや
よそ行きになってしまったように思います。
たらればを語ることはいけないことですが、
立命館が自分たちの持ち味のラン攻撃を活かすための
仕込みとしてパスプレーを選択していたら、
攻撃時間を延ばし、守備への負担を軽減し、
スコアも実際のものとは異なる展開になったのかもしれません。
とにかく、今回の立命館大学の戦いも含めて、
関西代表校からは、学生界で頂点を極め、
社会人代表と対峙するために何が大切なのかが明確に伝わってきます。
すなわち、ディフェンスであり、
特定の選手に頼る形ではなく、
組織としてチームとしての守備力がなければ勝ち上がれないということです。
攻撃も同様にチームとしての形が必要なのではないでしょうか?
エースランナーやスーパーQBがいれば
そこそこの成績は残せるのかもしれませんが、
勝つのも負けるのもその選手の成績次第という
ワンマンチームの範疇の中に収まったままなのかもしれません。
それよりは攻守蹴の各ローテーション選手を中心に
ユニフォームを着た選手たち、ベンチに入るスタッフ、
それ以外のチーム関係者全員が同じ気持ち、
共通の考えをより高いレベルで抱くチームが勝つような気がするのです。
関西の強さはチームとしての強さであり、
関東のチームはそこを極め直して行かないと
ライスボウルまでたどり着けない気がするのです。
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