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国内標準の規則

あひる課長さん

8月27日に開幕した、東北学生アメリカンフットボール連盟の
リーグ戦を観戦してきました。

まずは、第二試合から。
王者東北大学と秋田大学の対戦。

秋田大学は選手層も充実し、1部復帰後、
着実にロースターの補強が進んでいる印象を受けます。

一方、関東一部から勝利を上げるなど
春のオープン戦を全勝でシーズンに入る東北大学。
2年生のメンバーも攻守でローテーションに加わっているようです。

結果は50-13と東北大が順当に勝ち点を加えました。

両チームの今後に注目です。

DSC_1898[1]

そして、第一試合。岩手大学と仙台大学の試合。
打倒東北大を掲げ、東北制覇を目論む両チームの結果は、
1-0のスコアで岩手大学の不戦勝

画像は、その裁定が発表される直前のフィールド中央の様子です。
本来ならば、後半のキックオフが開始される場面でしたが、
連盟の役員の方々と、両チームの監督による十数分間にわたるハドルは
非常に重苦しい雰囲気を伴った時間帯でした。

この場面の後、岩手大学の監督が仙台大学の監督に深々と敬礼をしました。

実は、前半の試合展開、第2Qまで14-0と仙台大がリード、
岩手大学は第2Q終了間際にスペシャルプレーでTDを返し
追い上げムードでハーフタイムに入っていたのです。

仙台大学に出場資格のない選手がプレーに参加してしまったのが発端です。
相手チームの同意があれば、試合は続行できたらしいのですが、

今日の試合はオープン戦ではなく、
日本一を決めるライスボウルへ続く
日本協会のルールにのっとった試合であり、
三者の思惑がフィールド上でぶつかり合っていたようです。

規則に沿った裁定を下さなければならない連盟の役員の方々。

前半のリードを守り、開幕を飾りたい仙台大学さん。

今後のシーズン展開を考慮し、
最小限の消耗で勝敗を決めたい岩手大学さん。

それぞれが苦しい選択をしたと思いますし、
受け入れなければならなかったと思います。
釈然としない部分もありますが、
公式規則から逸れた展開はスポーツマンシップに反することにもなります。

個人的には神対応、逆転勝利という言葉が浮かびましたが
これもアメリカンフットボールなのだと割り切ることにします。




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[ 2017/08/28 20:13 ] スポーツ | TB(0) | CM(0)

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