
この日は思い入れのあるいつもの海岸でヤボ用。
区切りがついたのがちょうどお昼すぎ。
「ランチ営業中」ののぼりに引き寄せられるように、
大高森観光ホテルさんへ。
幾度も通りかかっていましたが、
やっとこ初訪問。
この日はランチ目的ではありませんでしたので、
クオリティーやグレードは度外視。
もっともリーズナブルな「魚フライ定食(660円)」をオーダー。
自粛期間中ということで、
スタッフの方も最小限の人員で営業されているようです。
お客様同志も「社会的距離」を相互に保っています。
この辺りはお客様もお店と一緒に安全を維持しようという姿勢が見え
小さく感動したりします。
大浜海岸での行動について振り返ったりしておりますと着膳。

注文前に女将さんに確認した際は
「小魚のフライです」とのことでしたので、
アジフライあたりを想像していたのですが、
きちんとした仕事をされた魚。
尾も赤い小魚を想像しますと…

どう見てもエビではありませんし、
余計に朱い部分が気になります。

淡泊ながらも歯触りが心地よく、
小柄ながらも主張が伝わる魚…
アレしか思い浮かびません。
フライに集中していて油断しましたが、
汁モノはアラ汁です。
時期的にアサリ汁を想定しますが、
アラ汁のパワーは相当なものよ。

会計の際にフライにした魚を確認します。
やはり、カナガシラでした。
量はそこそこですがめったにお目に繋れない希少なカナガシラ。
それをわざわざフライで出していただき、660円。
調理場の大将と目が合い、
感謝の念から自然と頭が下がります。
大将ももうれしそうに頭を下げてくれました。
もっと早く伺いたかったのですが、これからのご縁をお願いします。
T食堂が閉店、Gちゃん食堂も不安要素があるらしく、
かといってK鮮堂さんはちょっと範疇外。
当地の食堂へ心を込めてエールを送ります。
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