東日本大震災から10年と3カ月のこの日。
ワタクシなりに思い入れのある場所で、
ちょっとだけ物思いに耽ってきました。
1978年6月12日に起きた宮城県沖地震から43年。
2008年6月14日の岩手・宮城内陸地震から13年。
そして、11日の月命日。
忘れないことを言葉ではなく行動で自分に伝えることを済ませ、
石巻市内へ向かいました。
綺麗に整備された公園内にガラス張りの立派な施設。
先進の情報機器であの日から今、
今から未来を眺めることができる仕掛け。
仕掛けには県内で悲しみを背負いながらも
復興に尽力される方々やグループ、企業の方々。
石巻にいながら、気仙沼から山元、北から南まで
宮城の復興の歩みを確認することができるようです。
でも、なにか…。
当地で起きたでき事や悲しみや苦しみ、
当地で歯を食いしばって進んできた人たち、
そんな思い、気持ち…アナログな形での足跡みたいなのが
とても物足りなく感じられます。
ハコはできたので、これから心を入れて行けばいい
とある人は語っていました。
なるほど!そういう事だったのです。
ちょっとすっきりしました。
県外の方がそこで宮城全般の経過を知るためには
いいのかもしれません。
とはいえ、施設を出た後は
やりきれない思いだけが大きくそこへ向かい
心の整理をすることができました。
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