メジャーなスポーツの公開練習試合を尻目に
向かったのが四角いジャングル。
震災後初のプロレス観戦。
しかも女子団体(汗)。
木村花さんの件からテレビ観戦を始めた団体。
団体内の選手たちはいくつかのユニット(グループ)に
別れて練習したり組んだり闘ったりしています。
躍動する悪役商会(バイキンマン)的役割を担うユニットが
「大江戸隊」で、凶器攻撃・乱入など
自由勝手に暴れまくる選手たちです。
大江戸隊の中でナンバーツーの存在が、鹿島沙希選手です。
元々、正規軍のエースの相棒でしたが、突如悪に心を売り、
元ヤンキャラを醸し出しながら、勝ったり負けたりと
「いい仕事」をしているレスラーだとワタクシは考えています。
矢野通(新日本)、永源遥(NOAH他)といったあたりの
パフォーマンスに近いのかもしれませんが、
見た目が見た目なのでそのミスマッチがさらに関心を高めます。
そんな中、鹿島選手たちのユニット、大江戸隊では正規軍から
続々と若手選手たちを引抜き、新しい才能を引き出す機会を作っています。
中学在学中の若手選手、同じくもともとヒール志向ながらも
正規軍としてそれぞれ出場中の試合中にエース選手に椅子攻撃で
裏切り大江戸隊へ。
→現在は小悪魔ちゃんとして自由奔放に活躍中。
年の行った選手やレフェリーをくそばばあ、くそじじい呼ばわり。
→もうひとりも水を得た魚のように楽しそうに凶器攻撃を繰り出し急成長。
正規軍のマスクウーマンは「敗者相手ユニット強制加入」マッチ
で阿鼻叫喚の中強制加入。
→大江戸隊の中での活動の中でこれまでのユニットとの
違いから新しい可能性を見出し「闇落ちし」舎弟として躍動。
ベテランフェイスペイント選手も引き抜きマッチで強制加入。
→ユニット内で調教された設定で大江戸隊を盛り上げます。
そんな中、リーダー格の選手が試合中に膝の靭帯を損傷する大けが。
ユニットのメンバーが増強する中での絶大な統率力を失う中での仙台大会。
正規軍「スターズ」(アンパンマン)を懲らしめようと
そして、数日後に始まる2か月間にわたる個人闘争のリーグ戦を前に
どんな前哨戦となるのか、団体の物語としてはそんな余韻の中での
・失恋中(の設定)の相手選手を慰めるふりをしつつ
隙を伺いフォールをとろうとあざとさ全開。
・団体初登場のレフェリーに「お前誰だよ」
反則カウントを取られると「なんで(相手の)味方ばっかりすんだよ」
など会場を温めつつもしっかり敗戦。
相手は女帝を名乗ろうと勢いに乗る選手故、順当な結果でしょうか。
そして、本日のファイナルは正規軍から大江戸隊に加入した
若手3人がメインを張ります。
チャンスになれば、会場を盛り上げ、若手を鼓舞し、
劣勢になれば懸命に声をかけ続ける。
セコンドでは、小悪魔や冷凍庫が戻ってくるたびにアドバイスを送り、 水分補給を促しながら勝利を信じます。
若手選手にとっては注目される大会ではないとはいえ
初めてのメインで緊張もあったと思います。
それでも先輩たちが必死になって盛り上げてくれることで
強い気持ちでリングに立ち続けられたと思います。
残念ながら敗れはしたものの、
セコンドにいてあそこまでしてくれたら
若手も頑張れると思うのです。
団体という会社の中でそういう先輩(上司)は理想ですね。
長々とまとまり無くて済みません。
最後まで読んで下さってありがとうございます。
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