毎年、当地入りの機会に恵まれている気仙沼市。
昨年までは何とかその機会を設定していただいていましたが、
今年は案内もできないとの連絡が入りました。
誰も彼らを責めることはできませんし、
辛い中でもその判断を尊重することしかできません。
だからと言って、
当地に向かわない判断はしたくありませんでした。
家族とともに、震災遺構と言われる場所へ伺い、
お世話になった方々に当時のお礼をお伝えし、
松の木のある海岸や新しくできた橋を渡り、
家族それぞれ良さげなお膳をいただきます。
ワタクシはこちらのよくばりセットをチョイス。
メカジキのカマ煮
トロかつお刺し
ごはん、味噌汁
そうざい2品
がセットでジャスト1,000円という内容。
まずはお刺身。
まさしくトロリとした味わいと鮮烈さが
綱引きし合うようなバランスの良さ。
そして、カマ煮。
豚の角煮のようなどっしり感を持ちながら
それでいて漁獲特有の軽さが同居し、
甘辛のタレが何とも言えない逸品。
そして、これだけお魚たちが美味しいと
当然ごはんも足りなくなります。
お代わりもお店の方々が快く応じて下さるし(もちろん無料)、
お味噌汁や小皿のお総菜も手が込んでいて、
ごはんの時間が楽しくなるお店です。
鶴亀食堂さんは港で仕事をする人々のためにオープンしたそうで、
魚にこだわる方々を満足させる品質が求められます。
それでいて、毎日食べられるような安心のお値段。
周囲には有名な飲食店がありますが、
中には観光客に喜んでもらえるような豪華さや
それに似合ったお値段のところも少なくないようです。
当地の方にしっかり支持されるお店づくりの
鶴亀さん。
なかなか機会は少ないのですが、
当地入りの際は絶対に伺いたいと思います。
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