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津波の爪痕

本日も東日本大震災の余震が続いており、
待機を兼ねての宿直勤務(まさかの36時間勤務)です。

先日、津波に襲われた多賀城市内を見てきました。
東北の中心都市、仙台市に隣接し、
ベイサイドを中心に発展してきた街並みが、
津波による泥やその勢いで廃墟と化している様相は
現実のものとしては信じられない惨状でした。




写真は、国道から1本脇に入った、
震災前は相当車が行き交っていた通りです。

海岸からは1キロ近く離れていますが、
川を遡ってきた波に町並みが濁流に襲われたのです。




男の子がミニカーをイタズラで積み重ねたような光景が
あちこちにありました。

しかし、これは現実なのです。
職場の同僚や友人たちの車もこの状況に巻き込まれました。

平然と自転車で1時間以上かけて通勤してくる同僚、
職場が全て流されてしまったことを話してくれる知人の笑顔、
ワタクシ自身も被災者ではありますが、
もっと大きな被害を受けた人はたくさんいます。

先日、職場の車でとある公共機関に向かう途中、
私の向かう場所と同じ方向に向かって歩いているご夫婦がいたので、
声をかけて、途中まで車に送らせていただきました。

気仙沼地方で津波に遭い、家を流され
着のみ着のまま友人の家に逃げ込んで、
(きっと、肩身の狭い思いと大きなショックの中で)お世話になっているとの事でした。
車を降りる際、ご夫婦~はもったいないほどのお礼の言葉をいただきました。
奥さんは涙を流しながら感謝して下さいました。


特別な事は必要ないかもしれません。
ワタクシより苦しんでいる人たちの為に
自分ができる事を一つでも多く取り組んで行きたいと思います。

そうでなきゃ、震災や津波で亡くなっていった人たちに申し訳ありません。
B級な人間でも、人の役に立てることがある野かもしれません。

特に、先日行ってきた、石巻市の3Aレストラン
お母さんとお店が心配です。時間があれば
様子を見に行って、何か、お手伝いをさせてもらいたいと考えています。


今日も、夕方震度5弱の余震がありました。
余震が収まり、東日本の人たちが安できる、
平和な夜を来る事を願いたいと思います。
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[ 2011/03/24 20:55 ] 東日本大震災 | TB(0) | CM(1)

おはようございます。
地震の被害、お見舞いします。
皆さんの生活が一日も早く復旧、復興することを願っています。 報道などで3月から野球のナイト・ゲーム、被災地ではないところでの煽られた買占めなどを見ると悲しくなります。 俺の地域は被害が軽かったので、日常を取り戻しつつあります。 お体にお気をつけて。
[ 2011/03/25 09:51 ] [ 編集 ]

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