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被災地への支援

アントニオ猪木や、石原軍団、キング・カズ、上戸綾、
いろんな相撲部屋の人々…

多くの有名人たちが被災地を訪れ、被災地への支援を行い、
現地の方々を力づけています。

毎日、そんな情報がニュースやネットで紹介されています。

一方では、マスコミに取り上げられない問題も。

特定の被災地だけ、特定の避難所だけが有名人の支援を受けられれる。
避難者の少ない小さな避難所は
支援を十分に受けられていないケースもあるそうです。
あるいは特定の地域には有名人が来ないとか…

遠方から来たボランティアが宿泊したり滞在したりする安全なスペースが
確保できない自治体もあるといいます。

支援が来る、来ないとかを
現地の方々が声に出して言うのは大切だと思います。

それが、県内のボランティアの活動エリアを方向付けすることにつながるはずです。
そのために、県内各地のボランティア情報を集約する
宮城県災害ボランティアセンターのかじ取りは重要だと思うのです。

もっと大切にしなくてはならないのは
マスコミに取り上げられないのに、
がんばって現地の支援をしている人たちが
たくさんいると思うのです。

たとえば、東北学生アメリカンフットボール連盟の加盟校、
東北学院大学カヤックスの曽根監督
東北大学ホーネッツのメンバーたちの活動です。

大学の考え方や、チームや監督の方針などの違いもありますが、
それぞれの部員が各個人の意思で活動しているようです。

新学期(あるいは大学生活)が異例のスタートとなり
アメフトの練習環境も十分でない中、それぞれが
さまざまな思いで活動していることに
敬意と賞賛を持って感謝したいと思います。

活動の中には、不満や葛藤、疑問や怒りもあると思います。
というかあるはずです。ないはずがありません。

ですが、キャンパスの中では学ぶことができないこと。
フィールドの中では得ることができないことを
たくさん経験できると思います。

カヤックやホーネッツの皆さんの活動は、
その支援を受けた人々にとっては
どんな有名人から受けた炊き出しよりも大きく強くいつまでも
心に残っているはずです。







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[ 2011/04/18 19:14 ] 東日本大震災 | TB(0) | CM(0)

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