何気なく立ち寄った牛丼屋Yでの出来事
ワタクシの先客がちょうど持ち帰りの弁当を
受け取っているところだった。
店員さん「紅生姜と七味はおいくつ必要ですか?」
弁当の先客「三個までじゃないの」
店員さん「いいえ、何個でも結構ですよ」
弁当先客「この前三個までって言われたんだけど」(ちょっと怒)
店員さん「そうでしたか、申し訳ございません。今後は
お好きな分だけ差し上げますので遠慮なくお申し付け下さい。
ありがとうございました。」
と、持ち帰り牛丼に対しての
紅生姜と七味の数に関する会話が交わされたのでした。
その店員さんは弁当の先客が帰ったあと、
店内に唯一残されたワタクシに語りかけてきた。
店員さん「お客さんも今の話きいてましたよね、どう思います?」
店員さんの理論はこうだ。
店内で食べる人は紅生姜も七味も好きな分だけドバドバかけることができる。
にも関わらず持ち帰り弁当のお客様に対して、
その量に制限をかけるのはおかしい。
そんな発言をした店員は吉○屋の店員をやる資格はないっ。
お客様に対して失礼だっ!!
というような内容だった。
「これ三つじゃ足りないでしょ」と
弁当用のパック入りの生姜を彼は見せながら続ける。
彼の牛丼屋哲学では制限を付けた店員の発言は
相当許し難い行為だったようだ
その量は小さじ一般程度の量でゎ控えめに盛る
ワタクシの一割にも満たない程だった。
その後も彼は牛丼道、吉野○論についても熱く語ってくれた。
ワタクシもあまり気にせず生きて来たことを気づかされ、
紅生姜や七味が牛丼という食事の中で
非常に大きな役割を担っていることを痛感した。
あの店員さんに出会わなければ
それに一生気がつかないまま暮らしていたかもしれない。
牛丼が大好き。牛丼屋は天職。牛丼直線ド真ん中。
そんな店員さんの心意気に引かれ、
頼んだことのないゴボウサラダを注文する事で
彼に賛辞を送ったつもりになってみました。
彼はすかさず答えてくれました。
「ドレッシングは中華とゴマ、どちらになさいますか?」
牛丼屋さんの店員がこんなにかっこいいとはおもわなかったよ☆
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