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タッチダウンにモノ申す


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アメフト関係者にとって愛読すべき月刊誌、
タッチダウン5月号(4月30日発売) では、
東日本大震災特集として、

東北大学ホーネッツ「今、僕らがすべきこと」と題し、
東北大学ホーネッツのメンバーたちが
震災から復興にかける取り組みが紹介されていました。
併せて、東北学生アメリカンフットボール連盟加盟校の
動向が紹介されていました。

時節柄
被災地域のチームの現状を紙面に加えることはごくありふれた手段です。
しかし、タッチダウン編集部の方々にはもう少し突っ込んで
記事を書いて欲しかったというのがワタクシの個人的な感想です。

あくまでも数字的なはなしですが、
2ページの価値しかない内容なのでしょうか?

紙面で紹介された以上に
復興支援にウエイトをおいた大学、選手、関係者は少なくないはずですが、
日帰り取材では、集められる情報が限られていたのではないでしょうか?

リーグ直前の大事な1日をフットボーラーとしてではなく、
人間として、人との関わり方を優先したチームがあることも
知っておいて欲しいのです。

大学アメフトの指導者は優秀な監督やコーチでであると同時に
人間を成長させる役割があると思うのです。

その考え方の中で、練習のための時間を練習ではなく、
チームとして被災地の支援に充てたチームもあるかもしれません。

被災地でのボランティア活動を通して、
チームの中のコミュニケーションや団結力、
上級生の指導力や学年を超えた情報交換の大切さを
学ばせようと試みた指導者の方もいるかもしれません。
そんなチームがたくさんあることも伝えてほしかったと思います。



さらには、
身勝手な要望ですが、東北リーグの状況を知らせるサイトや
「がんばろう東北、がんばろうアメフトジャパン」的な
チアスティックなどのグッツを企画して、
関東や関西のリーグ戦、社会人の試合会場でチャリティー販売を
していただくくらいのパフォーマンスがあってもいいかなとは思います。

ワタクシのような比較的被害の少ない被災地の者が要望を多く語ることは、
好ましくないことだとは重々承知しておりますが、
せめて4ページ、
あるいは巻頭での特集であってほしかったです。

東北リーグの方々には、震災ではなく
熱く激しく楽しくリーグを盛り上げ、
試合内容で大々的にタッチダウンに特集記事が
掲載されるよう頑張ってほしいと思います。









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[ 2011/05/17 19:01 ] スポーツ | TB(0) | CM(0)

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