
東北学院大学カヤックスが青山学院大学ライトニングを迎えての
両校の定期戦を兼ねてのカードとなった、
アメリカンフットボールの仙台グリーンボウルを観てきました。
結果は日帰りでの強行スケジュールながらも
アウェイの青学大が49対0と勝利しました。
青学大の勝因は大流行の攻撃スタイル、
スプレット隊形から繰り出す攻撃でリズムを掴んだ点であり、
関東リーグの仕上がりの早さをまざまざと見せつけてくれました。
一方、学院大カヤックスは攻撃面で苦戦し、
ファーストダウン更新回数はほとんどありませんでした。
しかし、カヤックスもホームチームとしての意地があります。
象徴的なのは第3Q。スコアは0対0のイーブンながら、
守備陣の踏ん張りに、攻撃陣が応える形で、奮闘しましたが、
惜しくも得点には至りませんでした。
さて、閉会式ではボウルゲームらしい厳かな雰囲気を感じてきました。
東北学院大応援団による両校の校歌斉唱
(青学は応援団の帯同がなかったので、
青学大の校歌は東北学院の応援団と選手たちでの斉唱でした)
日本アメリカンフットボール協会からは
わざわざ理事の方が来場していただき、
ゲームへの講評だけでなく、東日本大震災からの復興に向けた
熱いメッセージをいただきました。
広い意味での被災地で生活するものとして、
あのような熱いメッセージは非常に心強く受け取らせていただきました。
ゲーム展開とセレモニーも含め、
ボウルゲームにふさわしい時間をすごすことができました。
小さい金がなくて、
会場入り口にあった、募金箱に想定以上の金額を入れてしまいましたが、
その金額以上の価値があるフットボール日和でした。


さて、今日の運営は仙台大学シルバーファルコンズが
協力していたようです。
多分、山田監督だと思われる方が、
カメラマンを買って出ている姿は
東北リーグを盛り上げようと言う気持ちが感じられ、
なんか、いい関係だなと思いました。
ワタクシの周りで観戦していたSファルコンズのメンバーたちも
カヤックスの選手たちに声援を送りながら、
プレーのメモを取りながら、2週間後のオープン戦、リーグ公式戦に備えた準備を
真剣に行っている様子がわかりました。
ビデオ撮影のマネージャーたちも撮影の基礎から極意まで
指導しているようでした。
まさに、アメフトシーズン到来と言う雰囲気を満喫してきました。
余談ですが、グラウンド実況の
感情も抑揚もない、「素晴らしいプレーでした」は、
もう少し、工夫してもらいたいと感じたものでした。
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グリーンボウルのご来場ありがとうございました。
一時は開催が危ぶまれたものの、無事、大会を終えることが出来ました。
東北リーグの各校は、活動再開から1ヶ月程であり、学校の方も土曜日の授業や夏休みの短縮があるということで、チームとしてはまだまだ粗さがありますが、オープン戦を通じて多くの課題を見出し、リーグ戦に向けて取り組んでいくものと思います。
今秋のリーグ戦は、当初の予定通りに実施する予定です。(詳細日程は後日発表いたします。)かつて無い逆境を乗り越え、躍動する選手たちの登場を期待しています。今後も応援よろしくお願いいたします。
グリーンボウルの開催、大変お疲れ様でした。
震災による被害から開催までたどり着けたのは
リーグ加盟校の皆さんの熱意と努力、
そして連盟理事の方のご配慮とご尽力あってのことだと思います。
まだまだ、オープン戦の最初の1、2試合がすんだばかりです。
秋のシーズンに向け個々としても
チームとしても力を蓄えて
自分たちのプレーが自分たちだけでなく、
世の中の誰かに勇気と希望と情熱を送っているのだということを忘れずにプレーしていただき、
復興を乗り越えるための
大切なシーズンとしていただければと思います。
今後とも、よろしくお願いいたします。
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