
ある意味では東日本大震災の「後遺症」で
ムスメを出迎える役目を担っていた身内にあたる人が入院してしまいました。
すなわち、ムスメが帰宅する時間に
家には誰もいない状況が発生してしまいます。
そんなわけで、以前お世話になっていた児童福祉施設に
相談に行ってきました。
門前払いも想定しながら伺ったのですが、
思いのほか、こちらの要望を受け入れてもらい
何とかなりそうです。
東日本大震災が起きたとき、
ムスメは大人が周りにいない状況で地震にあったため、
他の子に比べると、震災のショックが大きいほうなので、
一人で自宅にいることに大きな不安があったようです。
不安というよりも、軽度のPTSDに近い症状で、
当時の担任のセンセイにも、様々なご配慮と
精神的なケアの必要性をご助言いただいており、
今尚、余震が続く状況であり、
仮に自宅の鍵を開錠し、帰宅できたとしても
一人で自宅にいることは、
彼女にとって相当大きなストレスになることは間違いありません。
そんな中で家庭サイドからのワガママを一方的に伝えたにもかかわらず、
児童福祉施設さんからは、好意的な回答を頂き、
非常に心強く感じました。
相談後、帰宅して直ぐにムスメには
児童館で家族の帰宅を待てるようになることを伝えたところ、
アンネセサリーな抱擁を求めてきてくれました。
子どもの居場所の一つとして、
児童館が果たす役割の大きさを改めて感じました。
館長先生、ありがとうございます。
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