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アメフトオープン戦


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東北学生アメリカンフットボール連盟の
オープン戦を観てきました。

対戦カードは
仙台大学シルバーファルコンズ対東北学院大学カヤックス。

所用で、第3Qまでの観戦でしたが、
2部リーグから昇格してきた学院大学に対して、
仙台大学が1部リーグの強豪校として
力の差を見せつけたスコアではないでしょうか。

仙台大学は、基本のIフォーメーションに加え、
スプレッドのコンセプトにも取り組んでいたようです。
3WRがフィールドを切り裂くように駆け抜けるパス攻撃は
山田監督ならではの巧みなデザインに思われました。

事実、パスによるタッチダウンが多く、
学院守備も苦戦したようです。
スペシャルチームでは、プレースキッカーの飛距離に注目です。


一方、劣勢を強いられた学院大学ですが、
先日のグリーンボウルに比べると
まったく別のチームのようなプレーぶりでした。

攻撃では、I隊形をベースに
(先日も今回とも、どうみてもスプレットTには見えませんでしたが)
パスの比重が増えたことで、
ラン攻撃も出しやすくなっていたように思います。
インターセプトを喫する場面もありましたが、
勇気を持って長いパスを投げていたからこそ。

短いパスの成功率はまずまずでしたし、
QBもしっかり投げられていたようです。
プレーの中で課題が明確になってきたことは、
学院大学にとって大きな収穫だったはずです。
夏のキャンプでしっかり取り組んでくれることを期待したいと思います。

学院大にとって守備の課題はパスカバー。
キックのキャッチなどスペシャルチームの確実性を高めることも
必要な気がしました。


ついでですが、リーグの全体的な方向を考えてみます。
オープン戦で実行しているチームは少なかったようですが、
ショットガンやスプレット隊形から
SBやFLをモーションさせてハンドオフするスイープ系のプレーを
テレビの試合ではしばしば見かけます。

各チームとも、このプレーを取り入れていく中での成否、
あるいはこのプレーに対する守備が
リーグ戦の成績のカギを握るような予感がします。

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[ 2011/06/20 10:26 ] スポーツ | TB(0) | CM(0)

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