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チームの伝統

あひる課長さん

東北大学ホーネッツほどではありませんが
ワタクシが最近注目してきた、とある大学アメフトチームが
ちょっとおかしなことになっている気がするのです。

 話は変わりますが、
 ご長寿番組として多くの方々に親しまれてきた
 TBS系列の「水戸黄門」がついに、終了するそうです。

 東京都知事と同じお名前の俳優さんが黄門様役を背負った途端、
 助さん角さん役も自分の意思で変えたので、
 これまでの馴染みの顔が少なくなって
 番組の雰囲気がちょっとおかしくなったことを覚えています。
 あの時が、水戸黄門の変わらないことの大切さ
 「マンネリズム」の崩れ始めだったのかもしれません。

 「たまに」見ては楽しんでいたのですが、
 石原黄門になったとたん知らなかったことが増えて、
 つまらなかったことを覚えています。

永く続けてきたことを、今風に変えることは必要かもしれません。
旧態依然とした悪しき伝統は、排除される必要があります。

ですが、一方では、
歴代の黄門様あるいは出演者、番組関係者の努力と
堆積により築かれてきた水戸黄門という番組(チーム)の伝統の重さや大切さは、
番組に関わってきた者であれば、承知のところであり、
観賞する視聴者にとっても、わかる部分はあるはずです。


黄門様(監督や部長)が変わったことによって、
チームの運営方法や戦術を変えることは当たり前かもしれません。
しかし、学生として、学生スポーツとしての指針、
チームフィロソフィーすら変えてしまうということは
いかがなものかと思うのです。

震災の影響もあって、OBやOGに十分な情報提供もできないにもかかわらず、
現役である自分たちの基礎を築いてきた先輩たちにとって
馴染みのあることを破壊して、
今風で自分たちのやりかたに合わせた都合のよいものにする。

それを正当化するのには勝利し続けるしかありません。
テレビ番組の「水戸黄門」は、結果的に敗北しました。
しかも、最悪の形で。

伝統を崩した先にあるものは、8月28日に見えてくるでしょう。
I隊形からの3ウェイのオプションを中心に突き進むのか?
今風のスプレッドやワイルドキャットで攻めるのか。
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[ 2011/08/18 08:10 ] スポーツ | TB(0) | CM(0)

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