
塩釜市の更科 本店さんへ行ってきました。
更科さんの一帯は東日本大震災の津波の影響で
多くの建物が甚大な被害を受けた地区でもあります。
その中で、更科さんは店を新たに建て替えたようで
しかも、リニューアルオープンは最近のようで
店内にはお祝いの花が並んでいました。
今回は、ラーメン定食をいただきました。
お店の入った塗り物の器での提供です。
蓋を開けるまでのわくわく感も心地よく感じられます。
この器も津波で流されてしまったものが多いはずです。
新たに用意したのか、流されたものをかき集めたのでしょうか?
再開までのご苦労を想像すると、
いまから食べるラーメンの貴さを抱きます。

器にはラーメンとご飯などが二段重ねで盛りつけられていて
どんぶりで食べるとは一味違う遠足気分を感じられます。

さっぱりしょうゆ味魚系の香りが中心で、
塩釜ラーメンの王道を楽しむことができました。
地元の繁盛店の再開を多くの方々を待ち望んでいたのか、
常連さん風の方々が数多くいたようです。
お店の周りは修復途中のお店や、更地も目立ちますが
更科さんが復興への心と胃袋のエネルギーになって
港町の再興が進んでくれることを願うばかりです。
個人的には、
いろんな場面でつらいことが重なっていたので、
それを心の奥底に閉じ込めて、前に進むため、
大好きなことにたくさん向き合っていこうかなと思ってます。
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