fc2ブログ






WJBLファイナル終了

あひる課長さん

WJBL女子バスケットボールの今期の日程が終わりました。。

昨シーズンは第1戦を終えたところで
東日本大震災の影響で中止となったファイナル
昨年と同じ対戦カードとなった
JXサンフラワーズトヨタ自動車アンテロープ
5戦3勝方式の結果はJXが3勝1敗の激戦を制しました。

トヨタは激しいディフェンスと
ベテラン選手の中途出場によるスタミナ温存や
5人交代の撹乱作戦などチョン監督の大胆な選手起用で
女王を追い詰めましたが
JXの総合力に女王の座を掴むことはできませんでした。

かたやJXは苦しみながら4年連続二冠という栄光を勝ち取りました。
大黒柱の大神選手はほぼ欠場。インサイドの渡嘉敷選手も欠場。
もう一人のセンター諏訪選手もシリーズ直前故障し
万全の状態ではなかったようです。

そんな中リーグ序盤は4番、5番ポジションの控えを務めた間宮選手。
間宮選手は「試合に出られる」喜びをプレーとスコアで表現すれば、
若手の木林選手が、立派にスタートの役割を果たし、
新原選手や本多選手は少ない出場時間の中で
「つなぎ」の役割を果たしました。
寺田選手も万全ではないコンディションの中、
優勝を決めた第4戦では、
要所要所でミドルシュートを確実にきめてくれました。


主力メンバーの吉田選手、田中選手はもちろんですが
今回はJXの総合力でつかんだ栄冠のように思うのです。
まさに接戦の続くシビレる試合の連続の中、
バックアップの選手が個々の持ち味と役割を果たしました。

レギュラーが万全だった時には、
練習でそのマッチアップをしてきた選手たちです。
だからこそ、大事な試合の中でもそれぞれが自分たちの役割を果たし、
チームの勝利に貢献することが出来たのだと思います。

そんな中、ベスト6ウーメンとしてプレーしてきた、
内海選手の引退が囁かれています。
アウトサイドのクラッチシューターとしての雄姿は
JXの中で語り継がれる選手の一人だったと思います。
ヘッドコーチの娘さんとして、
内外から様々な重圧から解放されることは
彼女にとって幸せなことなのか、
ほっとする時間となることなのかは分かりません。
ただただ、お疲れ様、というところです。


ところで、
昨シーズンまでは女子の試合では試合前に両チームの選手が
ここに握手をして、健闘とフェアプレーを誓い合うシーンは
なかったように思います。
それが、今期は当たり前のように交わされています。

昨年の中断を経て、バスケットをできる充実感を共感し合うためなのか、
あるいは、他に何か変化があったのかはわかりません。

しかし、今期は五輪予選という大きな挑戦が残っています。
ファイナルを戦った療チームからも候補選手がたくさんいます。

両チームのヘッドコーチも、ベンチスタッフとして共闘します。
オールWJBLとして日の丸を背負い、
もっと大きな成果を得られることを願いたいと思います。





関連記事
スポンサーサイト




[ 2012/03/09 18:20 ] スポーツ | TB(0) | CM(0)

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://bqlife.blog4.fc2.com/tb.php/435-40ccd982