
今回は長面浦でのガレキ撤去を兼ねた
行方不明者の捜索活動に参加してまいりました。
長面浦は、東日本大震災による津波の被害を受けた大川小学校から
車で数分の入り江です。
その近辺にはまだ捜索活動が十分に行われていない場所が
たくさんあるのです。
行くえ不明になった家族がまだ発見すらされていない人が
沢山いる地域なのです。
まずは、大川小学校に立ち寄ります。
祭壇に手を合わせます。
それは儀式的なものかもしれませんが、
現地へ足を踏み入れる以上最低限の礼儀でもあると思うのです。
ワタクシ自身は、そうすることで当日の活動が
安全に平和に行えるような気がするのです。
ただ、大川小学校にはご遺族の方はもちろん、
報道や復興関係者も立ち寄ります。
花を捧げる方もいれば、カメラに収める方もいます。
多くの方は慰霊碑(献花台)を見つけては、
手を合わせているようです。
しかし、中には何をしに来たかわからない方々、
(敢えて汚い言い方しますが、)
テメーら帰れ、邪魔だ!!と怒鳴りたくなる方々もたまにいます。
居心地のよさそうな観光バスに乗り、
「被災地ボランティアツアー」の標識をバスに掲げ、
おそろいの黄色いTシャツなんかを着ていたりすると要注意です。
災害復旧の工事車両が通る道路の中央を漫然と歩き、
小学校校舎をバックにポーズを決めて写真を取る。
祭壇には見向きもせず、バスに乗車する。
何か勘違いをされている気がします。
おっと、前段が長くなってしまいました。
続きは次回と言うことで。
- 関連記事
-
スポンサーサイト