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現地に花を植えること

あひる課長さん

ワタクシが復興のお手伝いに関わったきっかけの一つが
スイセンプロジェクトさんへの参加でしたが、
以降は、現地で見聞きしたものの影響もあり、
まだまだ震災直後の状態から
抜け出せていない場所があることを知りました。

また、一方では花を植えている場合じゃない
などと強くいってくださる方もいたので、
空き地や道端に花を植えたりすることに
ちょっとした抵抗ができていたのです。

ここで毎回紹介しているわけではないのですが
先日も宮城県沿岸部の某所でお手伝いをしてきたときに知りました。
その日も空き地に植えた花に水をまく作業がありました。

「なんでこんな場所に花壇を作ったんだろう」
というようなワタクシの疑問に
現地で活動するスタッフの方が教えてくださいました。

自分の家があった場所が雑草で生い茂っているよりも
花が咲いていてきれいに整備されていた方が
おうちの方の気持ちが少しはやすらぎますよね。



また、別の沿岸部では「農地再生」といって
波をかぶった田畑のがれきや石ころを取り除いて
雑草を引き抜き、きれいに均す作業を行いました。
ここでも、スタッフの方は言いました。
「畑きれいにしてもらったから
なんか、植えてみようかな、
農業用の道具揃えて、仕事再開しようかな」
と思うようになってくれたらとのお手伝いなのだそうです。


つまるところは、地味な作業も増えていますが
それが現地の人が一歩進むためのお手伝いになる。

大人数を対象にした大人数の支援もあれば
少人数を対象にした大人数での支援もまだまだ必要だと思うし、
いろいろな形の支援がまだまだ必要だと思うのです。

自分はもう少し、いや、まだまだできる範囲で向かいます。
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[ 2013/06/05 05:32 ] A面のヤボ用 | TB(0) | CM(0)

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