
高校バスケ、ウインターカップ男子決勝を録画観戦しました。
宮城県代表、明成高校が福岡県代表の福岡大大濠を下し日本一になりました。
明成高校のコーチ、佐藤久夫先生の仙台高校時代を知るワタクシとしては
久夫先生がまた日本一となったことを素直にうれしく思います。
涙を流しながら優勝インタビューに答える植村キャプテンのお話からも
厳しい練習を乗り越えてきたかが分かります。
久夫先生がインタビュー中に感極まる場面も
ワタクシにはかなりのインパクトでした。
敢えて例えるならば、スラムダンクの湘北高校がライバル校である陵南高校を破り
インターハイ出場を決めたタイムアップの試合後、コート上で感涙に浸る赤木キャプテンに重なって見えたのです。
ウインターカップの公式サイトのコラムでも
同じ意見を述べている方がいましたが、
この試合勝者と敗者を分けたのは間違いなく
「タイムアウト」の使い方です。
第3Q1分半過ぎ、大濠の反撃が始まりかけた場面。
明成は早くもタイムアウトを使いました。
後半のタイムアウトは試合終盤のもつれた時のために
できるだけ使わないで取っておくのがセオリーとされています。
そのセオリーを越えて、明成はタイムアウトを取りました。
久夫先生を知る解説陣の佐古、田伏さんも
そのタイミングの早さに驚く声もある中
タイムアウト後、明成は落ち着きを取り戻し、
1点差に詰め寄られる場面もありましたが、
まさにチーム力で優勝をつかみました。
一方、敗れた大濠、1Qにタイムアウトを使っていたらとも思います。
5分前後に明成#14の得点が集まりだしたタイミングで使っていたら
リズムを変えて、第2Qはさらに別の流れになっていたのではないかと思います。
たらればの話で、恐縮です。
それでも、全国の選手を育て、おれがおれがの個人プレイ―に走ることなく、
チームとして粘り強く、辛抱強く頑張った明成バスケ=久夫バスケ=仙台高校バスケ
楽天イーグルスに続く快挙
感動をありがとう!
- 関連記事
-
スポンサーサイト