
年末からのびのびになっていた、Sさんの新居へお邪魔し、
「プチ新年会」を兼ねてゴハンをご馳走になってきました。
東松島で被災され、自らも津波に襲われましたが、生き延びたSさん。
お二人の大切な家族を亡くされ、ご自宅も全壊しました。
見なし仮設のアパート生活を2年で区切りをつけ、
アパート近くにご自宅を構えられました。
Sさんの心の中にあるものを共有できることはできません。
共有しようと思うことすらワタクシの人間力では無理です。
ただ、Sさんの言葉を受け止めることしかできません。
それを言葉で返すこともできませんが…
アパート時代から
たびたびお邪魔してはSさんの手料理をごちそうになる。
この日も、そんなパターンを予想していましたが、
もう一人お客様が!
東松島では近所に住んでおられたという
幼馴染の方もご一緒していただきました。

東松島の牡蠣鍋に肩ひじ張らないお惣菜。
Sさんが自作したというリビングのカウンターに3人が横に並び、
とりとめのない話。
立派なお風呂を作ったのに、
会員になっている近くの極楽湯に通い続けているSさん。
Sさんらしいこだわりは生粋らしく、
笑顔で(昔からこうなの)と相槌をうつHさん。
同級生という肩ひじは張らずに済む存在と日ごろから会うことができて、
ショーもない話ばっかりしているようです。
楽しそうに忙しくしているようで安心しました。
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