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需要と供給

あひる課長さん

需要と供給?のような話。

これまでお世話になっっている地域のある場所で
仮設住宅で暮らす女性たちが作った、
とぼけた表情のサル型の人形がブーム直前の状態です。

サル型の人形の材料は、綿や靴下などで、
全国の数多くの支援者からの寄付で賄われているそうです。

できた人形は女性たちが生活する仮設住宅の地区名から名づけられ、
人形の作成を通して、
仮設住宅の方々のコミュニティー形成が進んだとの話もあります。

本来は、そんな女性たちの手仕事と交流のきっかけづくりのために
始まった人形作成ですが
ワタクシ的には心配な方向に進んでいるような錯覚に陥っています。




人形を所有する人は日本各地に広がり、
人形の所有者を「里親」と呼び、「里親」と現地の女性たち、
あるいは「里親」同士が交流する中で
被災地への心の支援が拡がっています。

里親さんたちの一部はSNSでの交流を図り、
更に全国各地の地方単位で
里親会の「支部」が結成されています。

支部によっては、SNSを脱して
現実的な世界での活動も行なっていて、
その人形の里親探し(定価での販売)を行なっています。
販売で得られた収入は、
そのまま材料で現地に還元しているのだと思います。

併せて、被災地の物販や
ボランティアバスの紹介も行なっているグループも有ると聞きます。

人形を普及させるための活動を否定する気は毛頭ないのですが、
需要と供給と言う問題を遠めの視野で考えなければならない気がします。

全国各地で里親探しが続けば、当然人形が大量に必要になってきます。
人形の作成は女性たちが一体一体手作りをしています。
現在でも時として注文に作成が追いつかない状況が
しばしば報告されています。
注文が増えれば、作成が追いつかないという状況になります。

需要が供給に追い付かず、
入手を希望する方から見たら不満が募るかもしれません。
既に所有している人の立場から見れば、
プレミアがつくのかもしれません。

作成している女性たちにも注文先からの重圧がかかる気がします。
あるいは人形の価格を上げることを視野に入れているのでしょうか?




ワタクシ的には現地に行かなければ入手できないという価値が
大事だと思うのです。

現地に行くことで、復興の状況や問題点、
女性たちの人となりを知ってもらうことが大事なような気がします。

離れた場所で人形を紹介しながら
現地に足を向けてもらうよう声を上げること自体は
崇高な試みであり、称賛します。

ただ、作成地から離れた場所で入手できてしまうことは、
慎重になった方がよいかと。
先駆的な試みだけにさまざまな判断が必要な気がするのです。

お母さんたちが昼夜を問わず作成に追われて欲しくありません。
価値が上がって贋作と言うニセモノが出回ることも心配です。

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[ 2015/01/19 17:59 ] A面のヤボ用 | TB(0) | CM(0)

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